馬鹿につける薬はなし

人の話をきかない。 

他人の意見は批判する。かと思えば己の意思など無い。

中途半端な知識を得て、利口ぶる。

 

気を付けろ。

自分を信じろ。と言う人間程 信じてはならぬ。

 

人は自分の立場で物を言う。

立ち位置が変われば意見も変わる。

 

気を付けろ。

中途半端な知識程 怖い物は無い。

 

狸の願い

新聞では、待機児童が話題になる。 

子供を預けてまで働く意味はあるのか? わずかばかりの金の為に母親は働くのか?

我が子と過ごせる時間はわずかだろう。

家計の為に。 

旦那の給料が少ない。 

もっともらしい言い訳をし、子供を預けるのか?

旦那のせいか? 

社会のせいか? 

日本のせいか?

勝手な言い分だ。

 

田舎では、子供は外で遊ぶ。

田舎の子は、柿を全部とっては駄目だという。

鳥の為にとって置くのだと子供は言う。 冬になると餌が無いと。

 

土を触っては駄目だと親は言う。 農薬が心配だと。

裸足で歩いてはケガをすると親は言う。

子供よ、たくさん土を踏め。

ミミズを踏んで驚きたまえ。 

ガラスの破片でケガをしたら自分はゴミを捨てるな。

外の世界を満喫したまえ。

家に帰ったら手を洗え。 

うがいをし、手を洗い、人間の世界へ戻れば良い。

 

これからの世界を作るのは君達だ。 自然を学び自然と共存できる世界を作ってくれ。

歴史を学び、経験を生かしてくれ。

 

里を追われた 狸からの願いだ。